書籍紹介:ずっと手取り20万円台でも毎月貯金していける一家の家計の「支出の割合」

横山 光昭:約7000世帯の家計診断でわかった! ずっと手取り20万円台でも毎月貯金していける一家の家計の「支出の割合」.ダイヤモンド社,2013/03.

本書目次:

はじめに

Chapter1 給料が増えない時代!

手取り20万円台で苦しい家計が急増中!

そう簡単には増えない給料、みんな不安な思いを抱えてる!
 この先もずっと毎月手取り20台かも?
 「ボーナスを含めた年収」で毎月の家計を考えるのは危ない
 地方の収入ダウンは大都市より深刻
 将来も年金が不安、老後資金も貯められない
 手取り20万円台でもやれないことはない。だけど…

手取り20万円台家計。よくある赤字家計簿はこんなケース
 ケース1 夫が転職して収入激減! 妻がパートしても赤字のAさん
 ケース2 マイホーム購入後、共働きが不可能になってしまったBさん
 ケース3 有名企業に勤務でも手取りが20万円台まで減ったCさん
 ケース4 夫がしょちゅう転職し、生活が安定しないDさん
 ケース5 公務員だから安心、と思ってたのに家計がギリギリのEさん

Chapter2 手取り20万円台でも毎月貯金できる

強い家計の作り方

毎月赤字・貯蓄ゼロ家計には共通の傾向がある
 固定費が悩みのタネという人が一番多い
 とにかく「やる!」「できる!」という思い込みをもてる人は強い
 親世代のような生活ができないことを自覚しよう
 世間の「平均額」は気にしない! 固定概念を捨てよう

大切なのはバランス。理想の「家計の支出の割合」を知ろう
 やみくもに節約してもうまくいかない。ストレスがたまるだけ
 「家計の支出の割合」を考えれば、家計の予算額が明確になる

Chapter3 毎月、何にいくら使っていいかが一目瞭然!

家族構成別・最適な「家計の支出割合」

理想の「支出の割合」を使って、毎月貯金できる家計を作ろう!
 「いま、わが家は何にいくら使っていいのか」をはっきりさせよう
 毎月の収支が立て直せれば、臨時収入は貯蓄に回せる
 家族の成長・変化に合わせて、使う「割合」をシフトしよう
 ケース別 毎月貯金できる支出の割合
  ケース1 単身者(1人暮らし)
  ケース2 単身者(実家暮らし)
  ケース3 DINKS(共働きの夫婦のみ)
  ケース4 夫婦と小学生未満の子ども2人
  ケース5 夫婦と小学生の子ども1人、小学生以下の子ども1人
  ケース6 夫婦と小学生の子ども2人
  ケース7 夫婦と中学生の子ども1人、小学生の子ども1人
  ケース8 夫婦と中学生の子ども2人
  ケース9 夫婦と高校生の子ども1人、中学生の子ども1人
  ケース10 夫婦と高校生の子ども2人
  ケース11 夫婦と大学生の子ども1人

「支出の割合」を使って頑張っている“毎月貯金家計”を見てみよう!
 どうしてもズレる費目が出るのは当然。気にしすぎない!
 子どもがいない世帯で「支出の割合」を上手く使うポイント
 子どもがいる世帯で「支出の割合」を上手く使うポイント
 手取りが50万円台でも「支出の割合」でムダな支出を防ぐ!

Chapter4 理想の支出バランスにするために

多すぎていた支出はこうして削ろう!

無意識のうちに何となくお金を使うクセをやめよう
 貯められない人は“意味のないこと”にたくさんお金を使っている
 節約だからといって“何でもアリ”と思うことなかれ
 住居費の上手な削り方
 食費の上手な削り方
 水道光熱費の上手な削り方
 通信費の上手な削り方
 生命保険料の上手な削り方
 自動車関連費用の上手な削り方
 生活日用品費の上手な削り方
 医療費の上手な削り方
 教育費の上手な削り方
 交通費の上手な削り方
 被服費の上手な削り方
 交際費の上手な削り方
 娯楽費の上手な削り方
 小遣い・嗜好品の上手な削り方
 ほかにもまだある出費の上手な削り方

Chapter5 いったん黒字になっても油断は禁物!

貯金家計が崩れそうになったときの注意点と対処法

黒字家計になったら、それを継続することが大事!
 黒字が崩れやすいタイミングを知っておこう
 「イベント」を理由に、お金を使いすぎないようにしよう
 何があっても、「貯蓄の割合」は死守しよう

収入を増やす努力もしよう!
 人生には、どうしても貯めにくい時期もある
 「専業主婦願望」「妻には家にいてほしい」といっていられますか?
 最後は精神力で乗り越えろ!

おわりに

目次をみたら,だいたいどんな内容か分かると思うので,詳しい書評は割愛.
本書が良い本だな,と思ったのは,改めて家計支出の適切な割合がどの位か,
と考えた時に,中々そういうデータって無いんだよね.
本書は,著者が何千人もコンサルタントをして培ったデータを基にして,
色々なケースの実例を踏まえながら,適正支出割合を教えてくれる.

もちろん,本気で家計支出を見直そうと思った場合は,
まずライフプランを明確化した上で,その上で必要となるであろう支出を知るため,
まずはライフイベント表を作って,だいたいの支出動向を把握し,
バランスシート(貸借対照表)により現在の家計状況の把握と,
キャッシュフロー表による支出入の把握を行った上で,
計画的に資産設計を行っていく必要があるわけだけども.

いきなりそんな事を言われても中々難しいだろうし,
まずは「適正な支出の割合」はこれ位ですよ~と知っておけば,
無理なく,計画的に家計状況を改善させられるに違いない.

もちろん,人それぞれ,これが正しいなんて単一最適解なんて無いんだけど,
ある程度,これ位が良いんだなあと知っておくことは,色々とためになる事に違いない.

自分の家計モデルの設計に,役立つ1冊じゃないかなーと思う.



横山 光昭:約7000世帯の家計診断でわかった! ずっと手取り20万円台でも毎月貯金していける一家の家計の「支出の割合」.ダイヤモンド社,2013/03.

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